全国の皆様は、熊本県オリジナルのいちご品種「ゆうべに」をご存じでしょうか。
この「ゆうべに」は、熊本県が9年の歳月をかけ育種し、平成27年にデビューした品種です。
濃い赤色で粒が大きく、甘さと酸味のバランスが良い上品な味が特徴です。
さらに、従来の品種に比べ、出荷が始まる11月から12月にかけての収穫量が特に多く、また、5月までの出荷期間を通して収穫量も安定しており、多くの皆様にその美味しさを楽しんでいただける品種です。
平成27年に栽培を開始して以来、平成28年熊本地震を乗り越えて「ゆうべに」の作付面積は年々増加しています。
熊本県のいちごを代表する品種として、また、本県が進める「くまもとの赤」ブランドの代表として、全国の皆様にお届けしてまいります。
熊本県の豊かな自然環境のもと、いちご農家の皆さんが愛情と夢を込めて栽培した「ゆうべに」をどうぞよろしくお願いいいたします。
熊本県知事 木村敬